◆岩盤浴鉱石の歴史について
近年、技術の急速な発達により、私たちの暮らしは便利になりました。しかし科学や技術がどんなに進歩しても、便利になればなるほど人間は疲弊してしまっていることに気づかされます。
現在、「健康と環境、持続可能な社会生活を心がける生活」“LOHAS”(ロハス)という考え方が見直され、世の中では機能性天然石を利用した岩盤浴やゲルマニウム温浴をはじめ様々な美容と健康商品が注目を浴びていますが、自然素材である天然石ブームは今にはじまったことではなく、古来より様々な形で利用されてきました。
パワーストーンとして知られるアメジスト(紫水晶)などの誕生石の起源は、旧約聖書の「出エジプト記」の12部族を表す守護石に由来していますが、パワーストーンとして時代とともに時の権力者の進むべき道を示してきました。
また、ロシア王朝時代に女帝エカテリーナは、若さと美しさを保つために宮殿内の部屋に植物の樹液が化石化して形成された琥珀を貼り巡らし、抗酸化力により癒しの空間として使用していたことはとても有名です。
そして、温泉といえば、“日本”というイメージを持たれる方も少なくないと思いますが、世界最古の温泉保養地であるドイツのバーデン・バーデンは約2000年前のローマ時代に始まり、地中に眠るトロン鉱石から放出される微量の放射線を含有する温泉として、またオーストリアのバドガ・シュタインでは鉱山洞窟のラジウム鉱石を利用し、元祖ラジウム鉱石岩盤浴の放射線療法を目的として年間100万人以上の人々が訪れています。
また、韓国の代表的な温床システムであるオンドルは漢字名を「温石」と記し、天然石の放つ遠赤外線エネルギーを利用した最も歴史のある床暖房システムであり、近年では日本でもお湯を使わない温泉「岩盤浴」として注目を浴びています。
このように人々は古来より機能性天然石の持つ作用を様々な形で利用してきましたが、近年ではその効果は広がりを見せ、地中に眠る微量元素であるゲルマニウム成分を利用したゲルマニウム温浴やゲルマニウムアクセサリーなどのゲルマニウム健康法が注目を浴びています。またゲルマニウムやラジウム、トルマリンなどの鉱石の粉末を繊維などの様々な素材に混入することで遠赤外線やマイナスイオンなどの効果を利用したものも数多く開発され、私たちの暮らしに役立てられています。
時代がどんなに変わっても、いつまでも若々しくいたい、美しくなりたい、健康でいたい、癒されたいという気持ちは普遍的なものであり、鉱石の特性を活かした機能性商品を必要とする人は今後益々増加の一途をたどることでしょう。
